フローニンゲンの堂安律【写真:Getty Images】
アヤックスのカメルーン代表GKアンドレ・オナナは、先週末の試合でフローニンゲンの日本代表MF堂安律の決定機を阻んだプレーについて振り返った。オランダ紙『テレグラーフ』がコメントを伝えている。
フローニンゲンとアヤックスは現地時間20日に行われたオランダ・エールディビジ第31節の試合で対戦。後半にFWクラース・ヤン・フンテラールが1点を奪い、アヤックスが1-0の勝利を収めて首位を守った。
スコアが0-0だった56分には、ワンツーでエリア内右側に侵入した堂安が決定的なシュートを放つチャンスがあった。オナナの伸ばした手の先を抜けたボールは、わずかに左ポストの外側へと転がっていった。
「堂安律のシュートは外れたと誰もが思っていた。だがあれはセーブだったんだ」とオナナは、ボールに触ってコースを変えたと主張している。「あの1対1は本当に難しかった。無失点に抑えられて本当に嬉しい」とチームを救うプレーを誇った。
主審はアヤックスにゴールキックを与えた。オランダ紙は「オナナは主審にCKだと伝えるべきだったかもしれない」としつつ、0-0の接戦を演じている状況で相手に利益を与えるのはリスクが大きすぎたとも述べている。
【了】