ルート・フリット氏【写真:Getty Images】
オランダ代表のレジェンドであるルート・フリット氏の息子であるDFマキシム・フリットがオランダ2部リーグでデビューを飾った。『FOXスポーツ』などが伝えている。
ルート・フリット氏は現役時代にミランの“オランダトリオ”の一角として活躍したほか、フェイエノールト、PSV、サンプドリア、チェルシーなどでもプレー。その後はニューカッスルやフェイエノールトなどで監督を務め、「セクシーフットボール」のスローガンも有名となった。
その息子であるマキシムは2001年5月生まれの17歳で、オランダ1部のクラブであるAZのU-19チームに所属している。現地時間22日に行われたオランダ2部エールステ・ディヴィジのトゥエンテ対AZ II(セカンドチーム)戦でベンチ入りすると、71分から交代出場してプロの舞台での初出場を果たした。
オランダの名選手を父親に持つマキシムだが、偉大なのは父だけではない。ルート・フリット氏の3回目の結婚相手である母親は、あのヨハン・クライフ氏の姪。サッカー界屈指の血筋を持つ“サラブレッド”の今後の成長が期待される。
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