フローニンゲンの堂安律【写真:Getty Images】
フローニンゲンに所属する日本代表MF堂安律の獲得に関心を示していると報じられていたアヤックスだが、今季終了後に堂安の獲得に動くことはないのかもしれない。オランダ『フットバル・フリッツェン』が伝えている。
フローニンゲンや日本代表での活躍により、欧州でも特に将来を有望視される若手選手の一人となった堂安。多くのクラブが獲得を望んでいると噂され、今季終了後のステップアップは既定路線との見方も強い。
アヤックスは特に堂安の有力な移籍先だと噂されてきたクラブのひとつだった。今年2月には、堂安とヘーレンフェーンのU-18オランダ代表DFキク・ピエリーの2人をチャンピオンズリーグのレアル・マドリー戦に招待したとも報じられていた。
だがオランダ大手紙『テレグラーフ』スポーツ部長のバレンティン・ドリーセン氏は、アヤックスが堂安を獲得することはないという見解を示した。「ピエリーに対しては動いたが、堂安に対して動くことはない」と同氏のコメントが伝えられている。
今季はチャンピオンズリーグで準決勝進出の躍進を果たしているアヤックスだが、だからこそ今季終了後には主力メンバーの大量流出の可能性も懸念されている。新たな選手の補強も必要かもしれないが、堂安はそのターゲットとなるのだろうか。
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