デニス・チェリシェフ【写真:Getty Images】
バレンシアが22日、チームに所属する28歳のロシア代表MFデニス・チェリシェフの負傷状況を発表。右膝の靭帯損傷と脛骨プラトー骨折により、今季の残り試合を全て欠場することになったと伝えた。
チェリシェフは昨年夏、ビジャレアルからのレンタル移籍でバレンシアに加入。今季公式戦41試合に出場し4得点5アシストを記録している。ヨーロッパリーグ(EL)のベスト4入りに大きく貢献した選手だ。レンタル期間は今年6月までとなっているが、バレンシアが買い取りオプションを行使すれば完全移籍に移行する。チームの貢献度を考えると、行使する可能性は高いだろう。
バレンシアは現地時間5月2日に行われるEL準決勝1stレグで、敵地に乗り込んでアーセナルと対戦する。2ndレグは現地時間5月9日にホームで行われる予定だ。また、現地時間5月25日にはバルセロナとのスペイン国王杯(コパ・デル・レイ)決勝も控えている。タイトルがかかる重要な一戦だが、主力のチェリシェフを起用することは出来なくなった。
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