ベストイレブン、個人賞
Jリーグ初代得点王のラモン・ディアス【写真:Getty Images】
ベストイレブン
GK:松永成立(横浜マリノス)
DF:大野俊三(鹿島アントラーズ)
DF:柱谷哲二(ヴェルディ川崎)
DF:ペレイラ(ヴェルディ川崎)
DF:井原正巳(横浜マリノス)
DF:堀池巧(清水エスパルス)
MF:サントス(鹿島アントラーズ)
MF:本田泰人(鹿島アントラーズ)
MF:ラモス瑠偉(ヴェルディ川崎)
FW:三浦知良(ヴェルディ川崎)
FW:ラモン・ディアス(横浜マリノス)
年間王者に輝いたヴェルディからは最多の4人が選出。柱谷哲二、ペレイラ、ラモス瑠偉、三浦知良とキーマンたちが名を連ねた。サントリーステージ覇者の鹿島、横浜Mからは3人。当時の日本代表も多く選出されており、カズやラモスはもちろん、アジアの壁・井原正巳もバリバリのスター選手だった。オールドファンにとっては懐かしいメンツであり、時代の転換点で躍動した11人と言えるだろう。
個人賞
最優秀選手賞:三浦知良(ヴェルディ川崎)
得点王:ラモン・ディアス(横浜マリノス)
新人王:澤登正朗(清水エスパルス)
優秀監督賞:松木安太郎(ヴェルディ川崎)
最優秀審判員賞:高田静夫
フェアプレー特別賞:サンフレッチェ広島
初年度のMVPとなったのはカズこと三浦知良。風船から赤いタキシードで現れた姿は伝説的であり、今なお現役の生きる伝説だ。得点王はディエゴ・マラドーナともプレーしたラモン・ディアス。32試合28得点という結果を残している。
新人王には、後にミスターエスパルスと呼ばれる澤登正朗が選出。優秀監督賞には今や解説者としてお馴染みの松木安太郎監督。36歳という若さでヴェルディをJリーグ初代王者に導いたわけだが、個性派だらけのチームをまとめたことも称賛に値する。