現地時間20日に行われたイタリア・セリエA第33節のフィオレンティーナ戦に勝利を収めたことで、ユベントスは前人未到の8連覇となる優勝を決めた。マッシミリアーノ・アッレグリ監督にとっては5年連続の優勝となる。

　ユーベは2011/12シーズンからアントニオ・コンテ前監督に率いられて3年連続の優勝。2014年に指揮を引き継いだアッレグリ監督も就任から5年連続でユーベをリーグ優勝に導いた。

　伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』やスペインのデータの専門家ミスター・チップ氏などによれば、イタリアで5年連続のリーグ優勝を成し遂げた監督は史上初。欧州5大リーグでも、レアル・マドリーで1960年代に5年連続優勝を達成したミゲル・ムニョス氏に続いてわずか2人目の快挙だ。

　アッレグリ監督は2010/11シーズンにミランでも監督として優勝しており、セリエA優勝は6回目。ファビオ・カペッロ氏やマルチェロ・リッピ氏（ともに5回）を上回り、7回の優勝を成し遂げているジョバンニ・トラパットーニ氏に次ぐイタリア歴代単独2位となった。

　欧州5大リーグでの監督としての優勝回数では歴代7位タイとなる。元マンチェスター・ユナイテッドのアレックス・ファーガソン氏が最多の13回、前述のムニョス氏が9回で2位となっている。

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