レアル・ソシエダに勝利を収めたバルセロナ【写真:Getty Images】
現地時間20日に行われたリーガエスパニョーラ第33節の試合でバルセロナとレアル・ソシエダが対戦し、ホームのバルサが2-1の勝利を収めた。この結果、バルサは早ければ次節にも今季のリーグ優勝が決定する状況となった。
9ポイント差でバルサを追う2位のアトレティコ・マドリーも20日のエイバル戦に勝利を収めたため、勝ち点差に変動はなかった。だがミッドウィークに行われる次節の結果次第でバルサの優勝が決まる可能性がある。
バルサは23日に乾貴士の所属するアラベスとアウェイで対戦する。アトレティコは翌24日にホームでバレンシアと対戦。バルサが勝利を収め、アトレティコが敗れたとすれば、両チームの勝ち点差は残り4試合で12ポイントとなる。
残りの4試合でアトレティコがバルサの勝ち点に並ぶ可能性は残るが、順位を決める上で次に優先されるのは直接対決の成績。バルサはアトレティコに1勝1分けで勝ち越しているため、アトレティコの逆転は不可能となる。
4試合を残しての優勝であれば、昨季と並んで過去40年以上で最も速く優勝が決まったシーズンのひとつとなる。バルサやレアル・マドリーが5試合を残して優勝を決めたシーズンも過去に5回あるが、いずれも1960年代から70年代にかけてのことだった。
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