アーセナルのアーロン・ラムジー【写真:Getty Images】
負傷のため今季中の復帰が不可能となる可能性が懸念されていたアーセナルのMFアーロン・ラムジーだが、シーズン末までに再びアーセナルでプレーすることができるかもしれない。英メディア『BBC』などが伝えた。
ラムジーは現地時間18日に行われたヨーロッパリーグ(EL)準々決勝2ndレグのナポリ戦で前半に負傷交代。今季限りでアーセナルを退団してユベントスへ移籍することが決まっているため、離脱期間次第ではナポリ戦がアーセナルでの最後の試合となる可能性もあった。
だがウナイ・エメリ監督は、ラムジーの復帰が今季終了に間に合う可能性を示唆した。「どれくらいチームから外れるかは分からないが、おそらく2週間か3週間だろう」と指揮官はコメントしている。
アーセナルの今季プレミアリーグ最終節は5月12日のバーンリー戦。また、ELでは5月2日と9日に行われる準決勝でバレンシアと対戦し、勝ち進んだ場合には5月29日に決勝が行われる。順調に回復すれば、ラムジーがそれらの試合に出場できる可能性もあるかもしれない。
ラムジーは2008年からアーセナルに所属し、11年間で公式戦364試合に出場してきた。最後にもう一度ファンの前でプレーする姿を見せることができるだろうか。
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