ユスファ・ムココ【写真:Getty Images】
ドルトムントU-17に所属する14歳のU-16ドイツ代表FWユスファ・ムココに対し、バイエルン・ミュンヘンが興味を示している。しかし、同選手が移籍する可能性を否定したと、20日に独メディア『シュポルト』が報じた。
同メディアによると、著しい成長を続けるムココをバイエルンがチェックしており、将来的にチームに迎え入れる可能性があるとのこと。だが、同選手は自身のインスタグラムを通じて「ここでとても満足している。ドルトムントにはまだ、多くのやり残したことがあるんだ」と語り、移籍の可能性を否定したとのこと。来季にはドルトムントU-19に昇格する予定で、それを目標としているようだ。
ムココは2004年11月にカメルーン人の両親から生まれたドイツ国籍を持つ少年。11歳にしてザンクト・パウリのU-15カテゴリーでチームの中心としてゴールを量産し、2016年5月にドルトムントへ移籍している。
ドルトムントでもU-15チームでプレーすることになったムココは、21試合で33ゴールを記録する活躍を見せ、飛び級でU-17チームに引き上げられた。そこでも目まぐるしい活躍を見せ、12歳でU-16ドイツ代表に選出されることに。現在までに通算4試合出場で3得点決めている。
そして、13歳ながらドルトムントU-17で背番号10を身につけ、キャプテンを任せられることになった。昨季は28試合出場で40得点7アシストを記録。今季は21試合出場で36得点7アシストを記録するなど、期待以上の活躍を見せている。
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