チェルシーのエデン・アザール【写真:Getty Images】
チェルシーに所属するベルギー代表MFエデン・アザールは、来季レアル・マドリーへ移籍することが数日中にも発表される見通しだという。スペイン紙『マルカ』が18日付で伝えた。
過去にもたびたびマドリーへの移籍が噂されながらも、チェルシーに残留してプレーを続けてきたアザール。だが“相思相愛”のジネディーヌ・ジダン監督が復帰したこともあり、いよいよスペイン行きが実現することになるかもしれない。
スペイン紙によれば、両クラブとアザールとの間では合意に向けた交渉が「非常に進んでいる」とのこと。決定は「時間の問題」であり、「数日中には合意が発表される」と述べられている。
移籍金は1億ユーロ(約126億円)近くの金額になることが見込まれている。チェルシーは昨夏にはその2倍を要求していたとされているが、今季終了時には契約が残り1年となることもあり1億ユーロ前後に落ち着くとの見通しだ。
チェルシーは国際サッカー連盟(FIFA)からの補強禁止処分を受けており、今夏にアザールを放出してもすぐに別の選手を獲得することはできない。だが1月の時点でボルシア・ドルトムントからアメリカ代表MFクリスティアン・プリシッチの獲得を決めたのは、今季終了後のアザールの退団を見越しての補強だったとみられている。
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