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本田圭佑所属のメルボルンV、“ACL圏外”の3位確定。来季出場への最後の道は…

text by 編集部 photo by Getty Images

本田圭佑
メルボルン・ビクトリーの本田圭佑【写真:Getty Images】

 オーストラリア・Aリーグ第26節の試合が19日に行われ、アデレード・ユナイテッドがメルボルン・ビクトリーに1-0で勝利を収めた。この結果、ビクトリーはレギュラーシーズンの順位による来季AFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権獲得は逃した。

 前日の試合では2位のシドニーFCが勝利。ビクトリーが2位浮上に望みを繋ぐためには勝利が必須だったが、敗れたことでシドニーとの差は5ポイントとなり、残り1試合での逆転は不可能となった。4位以下のチームに逆転されることもないため最終順位が3位で確定した。

 レギュラーシーズン首位はパース・グローリーで確定。この結果、パースは2020年ACLのグループステージ、シドニーは同大会の予選2回戦からの出場権を獲得している。

 オーストラリアのチームに与えられる来季ACL出場権は3枠。最後の1枠は、レギュラーシーズンの上位6チームにより行われるプレーオフの優勝チーム(グランドファイナル勝者)に与えられることになる。

 昨季のビクトリーはレギュラーシーズンを4位で終えながらもプレーオフ優勝を飾り、ACL出場権を獲得。本田圭佑が日本での“凱旋試合”を行うことにもなった。来季もACLに出場するためには、再びプレーオフで好成績を収めるしかない。

 プレーオフで優勝を飾ればACLグループステージからの出場権を獲得。優勝できなかったとしても、すでに出場権を得ているパースとシドニーの成績次第で“繰り上げ出場”もあり得る。また、プレーオフ進出が確定している現在5位のウェリントン・フェニックスはAFC加盟国ではないニュージーランドのチームであり、ACL出場権を持たないため、ウェリントンが上位進出した場合にもビクトリーに繰り上げ出場の可能性が出てくる。

 3位が確定しているビクトリーは、プレーオフ準々決勝で6位のチームと対戦。勝利した場合は準決勝で2位シドニーFCと対戦することになる。

【了】

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