FIFA【写真:Getty Images】
2022年に開催されるワールドカップが、カタールとクウェートによる共催に変更されるかもしれない。16日にヨルダンメディア『Al Bawaba』が報じた。
現行のワールドカップ出場枠は32チームだが、2026年に北米3ヶ国共催で行われるワールドカップからは48チームに拡大することが決定している。しかし、国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ会長は2022年のカタールワールドカップから48チームに拡大することを提案しており「実行可能」だとする調査結果も発表していた。ただ、問題となるのは開催場所だ。
出場国を48チームに拡大した場合、カタールを主要開催国としつつ、一部の試合を近隣国で開催することが必要になる。ただ、カタールはサウジアラビアやUAE、バーレーンなどと断交状態だ。この問題を克服しない限り、出場枠48チームへの拡大は難しいとされていた。
同メディアによると、断交状態にないクウェートが共催に前向きな姿勢を示しているとのこと。FIFAが要求するスタジアムの準備も出来ているのだという。また、場所は離れているが、トルコが共催に加わるという代替案もあるようだ。
【了】