スロベニアが生んだビッグセーバー
サミール・ハンダノビッチの今季成績(3月31日時点)やリーグ戦平均スタッツなど【写真:Getty Images】
3位:サミール・ハンダノビッチ(元スロベニア代表/インテル)
生年月日:1984年7月14日(34歳)
3月成績:リーグ戦4試合出場/4失点、EL2試合出場/1失点
インテル在籍7年目を迎えた元スロベニア代表のベテランGK。足下の技術は平均的だが、驚異の反射神経を生かしてビッグセーブを連発することができる選手であり、そうした特長を発揮し幾度となくチームのピンチを救ってきた。同選手のおかげで挙げた勝利も決して少なくないはずだ。
マウロ・イカルディの主将はく奪を受け、今季途中よりキャプテンにも就任した同選手。ルチアーノ・スパレッティ監督からの信頼はかなり厚いと言えるだろう。また先月はリーグ戦4試合で4失点、ヨーロッパリーグでも2試合で1失点という成績だったが、データサイト『Who Scored』内では2度もMOMに輝くなどピッチ上で大きく躍動した。目標のチャンピオンズリーグ出場権獲得のため、今後も観る者を驚かせるビッグセーブを繰り出したい。
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