ドレイク【写真:Getty Images】
人気ラッパーのドレイクがサッカー界にもたらす“呪い”が話題となっている。ローマが選手たちに対して接触を禁じる指令を出す事態となった。
ローマは15日にツイッターの公式アカウントであるメッセージを投稿。「ローマの全ての選手たちに対し、ドレイクと一緒に写真を撮ることを今季末まで禁じる」と述べている。
その背景には、ドレイクとともに撮影した写真をSNSなどで公開した選手たちの所属チームが立て続けに敗れていることにある。ボルシア・ドルトムントのFWジェイドン・サンチョが写真を撮影した数日後には、ドルトムントはバイエルン・ミュンヘンとの首位攻防戦に0-5の屈辱的大敗を喫した。
続いてFWピエール=エメリク・オーバメヤンがドレイクとの写真を撮影すると、アーセナルはエバートンに0-1で敗戦。マンチェスター・シティのFWセルヒオ・アグエロも同様に、写真を公開したあとチャンピオンズリーグ(CL)のトッテナム戦に敗れた。
さらにパリ・サンジェルマン(PSG)のDFレーバン・クルザワが写真を撮影した後には、リーグアンの優勝決定戦となるはずだった先週末のリール戦に1-5の歴史的大敗。ローマの“接触禁止令”は単なるジョークだとしても、4位以内での来季CL出場を争う大事な時期だけに、あらゆる不安を排除したい考えなのかもしれない。
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