レアル・マドリーのカリム・ベンゼマ【写真:Getty Images】
レアル・マドリーは現地時間15日に行われたリーガエスパニョーラ第32節の試合でレガネスと対戦し、アウェイで1-1のドローに終わった。チームを敗戦から救ったのはFWカリム・ベンゼマによるゴールだった。
前半終了間際に先制点を奪われて折り返す苦しい展開となったマドリーだが、50分にベンゼマが一旦はシュートをGKに弾かれながらも押し込んで同点。逆転ゴールを奪うことはできず、2位アトレティコ・マドリーとの勝ち点差を広げられる結果となったが、敗戦という最悪の事態は回避した。
ベンゼマはこれでリーグ戦4試合連続ゴール。最近3試合ではマドリーが記録した4ゴール全てを叩き出し、チームの最大かつ唯一の得点源となっている。
昨季は2009年のマドリー加入以来でワーストとなるリーグ戦わずか5得点で終了。エースに君臨していたFWクリスティアーノ・ロナウドがユベントスへと移籍した今季は得点の増加が求められたが、リーガ開幕から3試合で4点を決めたあとは8試合連続のノーゴールに終わるなど得点数を伸ばせずにいた。
だが1月以降はペースを上げ、ここまでリーガで18ゴール、公式戦合計27ゴールを記録。負傷欠場なども影響して今季25ゴールのC・ロナウドを2点上回っている。
このまま好調を維持すれば、マドリー加入以来の自己最多得点を更新することも可能かもしれない。年間27点という数字はすでに、マドリーで過ごした10年間で3番目に多い得点数。あと1点で2015/16シーズンの28得点に、あと5点で2011/12シーズンの32得点に並ぶ。
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