17本のシュートを止めたバルトウォミェイ・ドロンゴフスキ【写真:Getty Images】
イタリア・セリエA第32節の試合が行われ、アタランタとエンポリが対戦して0-0のドローに終わった。この試合でアタランタは、実に47本ものシュートを放ちながらも無得点という不名誉記録を樹立してしまった。
アタランタはエンポリを圧倒してシュートの雨を降らせ続けた。シュート数は集計を行った媒体などにより多少のばらつきはあるが、イタリア『メディアセット』などでは47本と伝えている。
1試合でシュート47本という数字は、『Opta』がデータ集計を開始した2004/05シーズン以来のセリエAで最多記録だという。2006/07シーズン以来の欧州5大リーグで、無得点ではなかったチームを含めた最多記録だとも伝えられている。
これほどのシュートを放たれながらもエンポリが無失点で試合を終える立役者となったのは21歳のポーランド代表GKバルトウォミェイ・ドロンゴフスキ。17回のセーブを記録しており、これも2004/05シーズン以降のセリエAで最多記録を更新する数字となった。
来季のチャンピオンズリーグ出場権獲得も狙える順位にいるアタランタだが、勝ち点3獲得の絶好のチャンスを逃してしまった。1ポイント獲得にとどまったことでローマに抜かれ、6位に後退している。
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