イングランド代表のデクラン・ライス【写真:Getty Images】
ウェスト・ハムに所属する20歳のイングランド代表MFデクラン・ライスに対してレアル・マドリーが関心を示し、獲得に向けた交渉を開始しているという。現役時代にウェスト・ハムなどでプレーした解説者のスコット・ミント氏が主張している。
ライスは2017年にウェスト・ハムでトップチームにデビューし、昨季終盤戦からはレギュラーに定着。今季はプレミアリーグで31試合に出場して2ゴールを記録している。
アイルランド代表の各年代の代表チームでプレーし、昨年にはA代表デビューも飾ったが、その後イングランド代表への変更を決意。今年3月にイングランド代表初招集を受けて2試合に出場した。
市場価値はすでに6000万ポンド(約88億円)と評価され、マンチェスター・ユナイテッドやマンチェスター・シティからの関心も噂される。だがミント氏によれば、マドリーも獲得への動きを見せているとのことだ。
「レアル・マドリーも彼のドアをノックし、家族と話をしていると聞いている。誰だとは言わないが信頼できる情報源からの話だ」とミント氏は『スタジアム・アストロ』に語った。
ライスは昨年末にウェスト・ハムとの契約を延長し、現在の契約は2024年までとなっている。だがビッグクラブが今後争奪戦を繰り広げることになるかもしれない。
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