リバプールのモハメド・サラー【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグ第34節の試合が現地時間14日に行われ、リバプールがチェルシーに2-0の勝利を収めた。FWモハメド・サラーが記録した2点目の“スーパーゴール”に絶賛が集まっている。英『スカイ・スポーツ』など複数メディアが伝えた。
マンチェスター・シティと首位を争うリバプールは51分にサディオ・マネのゴールで先制。その2分後には右サイドでボールを持ったサラーが中央に持ち込み、エリア手前から強烈な左足シュートをゴール左上へ突き刺した。
リバプールのユルゲン・クロップ監督は「ここに来て以来、本当に良いゴールをいくつか見てきたが、もちろんあらゆる面で素晴らしいゴールだった。スティーブン・ジェラードにも同じような瞬間が何度かあったと思う」とサラーをクラブのレジェンドにたとえた。
敗れたチェルシーのマウリツィオ・サッリ監督もサラーには脱帽。「2点目は衝撃的なゴールだった。相手にとっては良い意味で、我々にとっては悪い意味で」とコメントしている。
元チェルシーのDFアシュリー・コールは「今のプレミアリーグにあれを止められるGKはいないと思う。完璧に捉えた」と称賛。元リバプールのグレアム・スーネス氏も「衝撃的な一撃だった。サラーが打つのが速かったのでGKは動けなかった」と述べた。
サラー自身は、相手選手を引きつけてシュートコースを空けたMFジョーダン・ヘンダーソンに感謝を示している。「ヘンダーソンが素晴らしい仕事をして打ちやすくしてくれた。もちろん彼のゴールでもある。練習でやっていることがうまく機能していると思う」と“狙い通り”のゴールを喜んだ。
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