パリ・サンジェルマンはリールに敗れリーグ優勝は持ち越しとなった【写真:Getty Images】
現地時間14日にフランス・リーグアン第32節が行われ、パリ・サンジェルマン(PSG)とリールが対戦した。試合はアウェイのPSGが1-5で敗れた。
引き分け以上でリーグ戦優勝が決まるPSGだったが、2位リールに大敗を喫した。
開始2分にPSGは右サイドを崩し最後はエムバペがゴールを決めたかと思われたが、メウニエルのラストパスはオフサイドと判断され得点が認められなかった。最初のチャンスを逃したPSGは7分、右サイドからのクロスボールがメウニエルの足に当たりそのままゴールイン、思わぬ形でリールに先制点を許してしまう。
それでも11分に右サイドでボールを持ったエムバペがファーサイドに送ると走り込んできたベルナトがダイレクトで合わせPSGがすぐに同点に追いつく。このまま勢いに乗りたいPSGだったが、15分にチアゴ・シウバが、24分にはメウニエルが相次いで負傷交代してしまう。すると36分、ベルナトがスルーパスで抜けたペペを後ろから倒しレッドカードを受けてしまい数的不利の状況となってしまう。
これでリズムを崩したかPSGは51分にカウンターから最後はペペに決められリードを許す。さらに65分にはバンバに決められ2点ビハインドとなる。リードを広げられたPSGは6分後にもセットプレーからドス・サントスに頭で決められ勝負あり。
終盤の84分にもダメ押しゴールを許したPSGは5失点という思わぬ大差でリールに敗れ優勝は次節以降に持ち越されることになった。
【得点者】
7分 1-0 オウンゴール(リール)
11分 1-1 ベルナト(PSG)
51分 2-1 ぺぺ(リール)
65分 3-1 バンバ(リール)
71分 4-1 ドス・サントス(リール)
84分 5-1 フォンテ(リール)
【了】