香川真司【写真:Getty Images】
ベシクタシュのMF香川真司は現地時間13日、トルコ1部リーグ第28節イスタンブール・バシャクシェヒル戦に61分から途中出場した。試合後、同選手が首位との大一番を振り返っている。
首位を快走するイスタンブール・バシャクシェヒルに今季リーグ戦3敗目をつけた形の3位ベシクタシュ。香川は2試合連続のベンチスタートとなったが、この日は途中出場で惜しいループシュートを放つなど存在感を示した。
2-1とリードした状況で投入された香川は、「相手の5番(エムレ・ベロゾール)を抑える、パスコースを消すっていうのは求められていた」と守備での役割を語っている。
「自分が入って勝ち点3をこぼすのは、やっぱり途中出場の選手として一番避けたいところ」と香川は話したが、「自分は守備の選手じゃないので、失点に絡むということはなかなかないと思う。やっぱり、それ以上に隙あらば3点目を獲りに行かなければいけない」と、攻撃の選手としての結果を求めていた。
ループシュートのシーンは、「感覚として悪くはなかった」と香川。「ただ、ああいうコンビネーションというのは、もっと精度が高ければ簡単に3点目が獲れていたと思うので、そこの精度は課題」と感じている。
しかし、強敵相手の勝ち点差は素直に喜べるものだ。香川はこのゲームの反省点を口にしながらも「結果オーライ。勝ち切ったっていうのが何より大事だと思います」と手にした勝ち点3に安堵した。
(取材:本田千尋【イスタンブール】、文・構成:編集部)
【了】