インテルのマウロ・イカルディ【写真:Getty Images】
インテルのアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディは、インテルとの契約を延長しないことを決断し、来季チャンピオンズリーグ(CL)に出場するクラブへの移籍に向けて動こうとしているという。スペイン紙『アス』が伝えた。
2013年から所属するインテルで2度のセリエA得点王に輝くなどゴールを量産し、キャプテンも務めていたイカルディ。だが契約延長に向けた交渉の難航からクラブとの関係が悪化し、キャプテンを剥奪。不服なイカルディはヨーロッパリーグの試合で招集メンバー入りを拒否し、その後も欠場が続くことになった。
今月に入ってようやく復帰を果たしたイカルディは、ジェノア戦でさっそくのゴールも決めた。だが依然として契約延長は合意に達しておらず、イカルディは延長拒否を決意したとスペイン紙は伝えている。
イカルディの希望は来季CLに出場するクラブへ移籍することであり、特にレアル・マドリーへの移籍を夢見ているという。だがマドリーはFWの補強を優先的に考えてはおらず、実現の望みは必ずしも高くないとの見方だ。
より現実的な選択肢として、イカルディは以前から関心を示すユベントスへの移籍も考えているとのこと。他にもナポリやマンチェスター・ユナイテッドが移籍先候補に挙げられ、ユナイテッドはFWロメル・ルカクとのトレードも検討しているとされている。
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