ジョゼ・モウリーニョ氏【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドの前監督であるジョゼ・モウリーニョ氏は、ローマから来季の新監督就任の打診を受けたが断ったという。英紙『デイリー・スター』が伝えている。
2016年からユナイテッドを率いていたモウリーニョ氏だが、就任3年目の今季は成績不振のため12月で解任。オレ・グンナー・スールシャール新監督を迎えたユナイテッドは調子を取り戻すことに成功した。
モウリーニョ氏は古巣レアル・マドリーへの復帰が濃厚とも報じられていたが、結局マドリーはジネディーヌ・ジダン監督を復帰させることを選んだ。いずれにしてもモウリーニョ氏は、来季から監督業を再開することに意欲を見せている。
ジャーナリストのダンカン・キャッスルズ氏がポッドキャスト番組で語ったとして英紙が伝えるところによれば、ローマがそのモウリーニョ氏の招へいに向けて具体的な動きをみせたとのこと。ローマは先月8日にクラウディオ・ラニエリ現監督が就任したが、契約は今季末までの短期となっている。
モウリーニョ氏に対し、ローマは監督就任に関心があるかどうかと打診したが、同氏はこの話を断ったという。「彼にとって関心のある仕事ではないようだ。セリエAに戻ることがあるとすれば、最も可能性が高いのは(古巣)インテルだと思う」とキャッスルズ氏は語っている。
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