ミランのクシシュトフ・ピョンテク【写真:Getty Images】
ミランに所属するポーランド代表FWクシシュトフ・ピョンテクは、今季セリエAで2つの新記録を狙える状況となっている。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが伝えた。
今季開幕前にジェノアに加入したピョンテクは、初挑戦のセリエAで前半戦に19試合13ゴール、コッパ・イタリアを含めて公式戦21試合で19ゴールを挙げる大活躍。1月には早くもビッグクラブであるミランへの移籍が実現した。
ミランに移ってもその勢いは止まらず、セリエAで11試合に出場して8ゴール、公式戦合計13試合で10ゴールを記録。セリエAでは合計21ゴールで、サンプドリアのFWファビオ・クアリアレッラと並ぶ得点ランク首位タイに立っている。
セリエA加入1年目の得点数としては、すでにジーコ氏やカルロス・テベス(ともに19点)の数字を上回り、ブラジルのロナウド氏(25点)やアンドリー・シェフチェンコ氏(24点)の記録に迫りつつある。歴代1位の記録は元ユーベのジョン・チャールズ氏と元ミランのジョセ・アルタフィーニ氏(ともに28点)が保持。ピョンテクは残り7試合で7ゴールを挙げればこの記録に届く。
また、あと2ゴールを記録すれば、ジェノアに続いてミランでの今季のリーグ戦得点数も二桁となる。同一シーズン中に2チームで二桁得点を記録した選手は過去に例がなく、史上初の快挙となる。
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