トッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督は、同クラブに所属する韓国代表FWソン・フンミンは今季プレミアリーグの年間最優秀選手候補になり得ると主張している。英紙『ミラー』などが伝えた。

　ソン・フンミンは今季のトッテナムでリーグ戦12ゴール、公式戦合計18ゴールを決めるなど主力として活躍。今週行われたチャンピオンズリーグ準々決勝1stレグのマンチェスター・シティ戦でも1-0の決勝点を挙げた。

「11月以降の調子を考えれば、彼は（年間MVPの）候補になれると思う」とポチェッティーノ監督。「最初の数ヶ月間はペースが上がらなかった。韓国代表での移動もたくさんしなければならなかったが、11月以降の彼は素晴らしかった」と今季のソン・フンミンの活躍を振り返った。

　1月にはアジアカップでクラブを離れたが、復帰後すぐに4試合連続ゴールを決めるなどチームをけん引し、エースのFWハリー・ケインを負傷で欠いていたチームの救世主となった。そのケインが再び負傷し、今季中の欠場が見込まれる状況となったことで、クラブやサポーターからソン・フンミンへの期待は高まることになりそうだ。

　今季プレミアリーグの年間最優秀選手候補としては、優勝を争うリバプールとマンチェスター・シティの2チームから、DFフィルジル・ファン・ダイクやFWラヒーム・スターリングらが有力視されている。ソン・フンミンにもチャンスはあるのだろうか。

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