チェルシー時代のフローラン・マルダ氏【写真:Getty Images】
現役時代にチェルシーなどで活躍した元フランス代表MFのフローラン・マルダ氏は、スイス1部のFCチューリッヒのコーチングスタッフを解任された。だが、クラブが公式ツイッターで発表を行うまでそのことを知らされていなかったようだ。
ギャンガンやリヨン、チェルシーなどで活躍した現在38歳のマルダ氏は、キャリア終盤をインド、エジプト、ルクセンブルクで過ごしたあと現役を引退。今年2月にはFCチューリッヒのトップチーム攻撃陣の指導やアカデミーでの指導を担当するスタッフに就任したことが発表されていた。
だが、2ヶ月も経たないうちにクラブを去ることになった。FCチューリッヒは11日に、マルダ氏との間で「最近開始したばかりの協力関係を解消することを双方合意のもとで決定した」とツイッターの公式アカウントで発表を行った。
「双方合意」だとされながらも、本人にとってこの発表は寝耳に水だったようだ。マルダ氏は自身の公式アカウントでクラブの発表に返信し、「本当か、私は知らなかったが…??」とコメントを投稿している。
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