バルセロナ【写真:Getty Images】
バルセロナは、マンチェスター・ユナイテッド戦の決勝点となった相手オウンゴールを、クラブの哲学を象徴するような得点であったとして誇っている。クラブ公式サイトがその得点について伝えた。
バルサは現地時間10日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグの試合でユナイテッドと対戦し、アウェイで1-0の勝利を収めた。準決勝進出に向けて大きく前進する勝利をもたらした決勝点は、前半12分に決まったオウンゴールだった。
最終的にはリオネル・メッシのクロスに合わせたルイス・スアレスのヘディングシュートが、DFルーク・ショーの体に当たってゴールに収まった。だが、そのゴールに至るまでのプレーが「バルサのDNA」を体現していたことをクラブは強調している。
オウンゴールに至るまで、バルサは194秒間にわたってボールを保持してパスを繋ぎ続けた。DFジェラール・ピケを起点として、スアレスがシュートを放つまでに、GKも含めた11人全員がボールに絡んでいた。
バルサの哲学であるポゼッションとパスサッカーを存分に表現したゴールは今大会初めてではない。グループステージ第1節のPSV戦での4点目や、第2節のトッテナム戦での3点目も同様の得点だったとクラブ公式サイトは述べている。
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