ハリー・ケイン【写真:Getty Images】
【トッテナム 1-0 マンチェスター・シティ CL準々決勝1stレグ】
現地時間9日にチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグの試合が行われ、トッテナムはマンチェスター・シティと対戦し1-0の勝利をおさめた。この試合でトッテナムに所属するイングランド代表FWハリー・ケインが負傷。トッテナム率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督が今季絶望の可能性を示唆したと、9日に英紙『スカイスポーツ』が報じている。
試合開始して13分、相手のシュートを防ごうとしたトッテナムのダニー・ローズがペナルティーエリア内でハンドしてしまい、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)によってシティにPKのチャンスが与えられる。シティのセルヒオ・アグエロがPKを蹴ったが、トッテナムのGKウーゴ・ロリスがファインセーブ。
すると58分、シティのファビアン・デルフと衝突したケインが負傷。ケインは自らピッチに出て、スタッフ2人に肩を借りながらピッチを後にしている。その後、79分にソン・フンミンがゴールを決めて、トッテナムが1-0の勝利をおさめた。
しかし、ポチェッティーノ監督の表情は暗い。ケインについて「私はとても悲しく、とてもがっかりしています。今シーズンの残りは厳しいだろう。大きな問題でないことを願っているが、回復する時間もあまりない。彼は足首をひねっていた。今後数時間で彼の状況を確認する」と語り、今季絶望の可能性を示唆している。
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