ハメス・ロドリゲス【写真:Getty Images】
ドイツ・ブンデスリーガのバイエルンに所属するコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスがスペイン国籍を取得したが、レアル・マドリー残留の可能性は低いかもしれない。同選手にはプレミアリーグの複数クラブが獲得に興味を示している。英メディア『ミラー』などが現地時間の9日に報じた。
ハメスは2013年にポルトガル1部のポルトからフランス・リーグアンのモナコへ移籍。2013/14シーズンにはリーグ最多アシストを記録し、ベストイレブンにも選出された。さらに、UEFAチャンピオンズリーグ出場権獲得にも貢献した。そして、2014年7月にレアルへの移籍を果たした。だが、MFルーカス・バスケスなどの台頭もあり、2017年にバイエルンへ2年間の期限付き移籍となった。
今季のハメスは公式戦25試合に出場し、7得点6アシストを記録している。シーズン終了後にはマドリーに復帰する予定。また、8日付のスペイン紙『マルカ』によると、ハメスはスペイン国籍を取得したという。これにより、EU圏外選手とは別に登録できるようになった。
だが、『ミラー』によれば、指揮官ジネディーヌ・ジダンの構想からは外れていて、本人が復帰を希望しても、ポジションを与えられる可能性は低いという。そんなハメスにはアーセナルやリバプール、マンチェスター・ユナイテッド、さらにはユベントスも獲得に興味を示しているようだ。
ユナイテッドは今季限りで契約が満了するMFファン・マタの後釜として、ハメス獲得を目指しているとも伝えられている。スペイン国籍を取得した27歳の去就は…
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