ゴンサロ・イグアイン【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグのチェルシーに期限付き移籍中の元アルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインが同クラブ残留を希望しているようだ。英メディア『BBC』などが現地時間の8日に報じている。
イグアインは2016年にイタリア・セリエAのナポリからユベントスに移籍。2018年8月にはミランへ期限付き移籍をした。だが、期待通りの活躍はできず、半年でナポリ時代の恩師であるマウリツィオ・サッリ監督が指揮を執るチェルシーへ今季限りでの期限付き移籍となった。
チェルシーに加入後、公式戦10試合に出場し、3得点のみとなっている。初挑戦となったプレミアでまだサッリ監督の納得のいくパフォーマンスを見せていないイグアイン。そんな同選手に対して、サッリ監督は「成長するための時間が必要」と話していた。
また、イグアイン本人は今後の去就に関して「僕ができる限りのことはしたいと思っている。だから、来季もここでプレーしたい。ここに来て、ここにいたいと思った。良い街だし、ここでの生活にも満足しているし、リラックスできる。また、僕自身楽しんでいるよ。だから、僕の希望はここにいることだ」と残留を希望している。
だが、チェルシーは未成年者獲得ルールに違反したことで、今後2回の移籍市場において、補強禁止処分を受けている。そのため、完全移籍でのイグアイン獲得が認められない可能性がある。
ベルギー代表FWエデン・アザールの移籍などが報じられているチェルシーは、処分軽減などを求めていると報じられているが、イグアインの去就はいかに…
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