アトレティコ・マドリーのヤン・オブラク【写真:Getty Images】
アトレティコ・マドリーは、同クラブに所属するスロベニア代表GKヤン・オブラクとの契約延長を早ければ今週中にも発表するとみられている。スペイン紙『マルカ』が8日付で伝えた。
オブラクは2014年に加入したアトレティコで正守護神として活躍。リーガエスパニョーラで失点率の最も低いGKに贈られる「サモラ賞」を昨季まで3年連続で受賞するなど、世界屈指のGKとして高い評価を得ている。
その活躍には他のビッグクラブも当然ながら注目している。プレミアリーグの有力クラブなどからの関心が噂され、特にマンチェスター・ユナイテッドがダビド・デ・ヘアが移籍する場合の後継者として関心を示しているとみられている。
だがアトレティコはオブラクを引き留めるため、新たな契約の締結に向けた交渉を進めているようだ。現在2021年までとなっている契約の延長が、早ければ今週中にも正式発表される可能性があるとスペイン紙は伝えた。
しかし、現在1億ユーロ(約125億円)に設定されている契約解除金は新契約でも据え置きとなる見通しだという。GKの移籍金のサッカー界史上最高額を上回る金額とはいえ、近年の移籍金の高騰傾向を考えると、アトレティコのファンとしては決して安心できる金額ではないかもしれない。
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