リオネル・メッシとクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】
バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、クラブで記録したキャリア通算得点数でユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドに肉薄している。今季中に逆転することも可能かもしれない。
今季も順調にゴールを重ねるメッシは、リーガエスパニョーラですでに33ゴールを挙げて得点ランク首位を独走。“欧州得点王”のゴールデンシュー争いでも首位に立っている。カップ戦を含めると今季の公式戦40試合で43ゴールを挙げており、10シーズン連続の40点以上という快挙を達成した。
一方レアル・マドリーから今季ユーベへ移籍したC・ロナウドも、新天地でもさすがの実力を発揮。だが負傷による離脱も影響し、セリエAではもう2ヶ月近く得点がない。得点ランクでは4位に後退し、公式戦合計でも24得点とメッシには大きく後れを取っている。
この結果、今季開始前の時点で両者の間にあった通算得点数の差も縮まってきた。リーグ戦での通算得点数はわずか1点差、カップ戦も含めた総得点数も2点差となっている。
クラブ公式サイトなどによれば、C・ロナウドは所属した4クラブでのリーグ戦で合計417ゴールを記録(DFぺぺに当たった2010/11シーズンの1得点を含めず)。メッシはバルサのみでリーグ通算416ゴールを挙げている。C・ロナウドがポルトガルのスポルティングCPで記録していた3点を除外し、「4大リーグ通算得点」ですでにメッシが上回ったと伝えている現地メディアもある。
クラブでの公式戦合計ではC・ロナウドは通算597得点。メッシは通算595点を挙げている。両者とも600ゴールを目前としているが、先に達成するのはどちらだろうか。
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