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ミラン、来季トッテナム指揮官引き抜きを画策か。補強資金436億円を準備?

text by 編集部 photo by Getty Images

マウリシオ・ポチェッティーノ
トッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督【写真:Getty Images】

 ミランは来季以降のチームを率いる新監督として、現トッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督の引き抜きを画策しているという。英紙『ミラー』が6日付で伝えた。

 2010/11シーズン以来セリエAでの優勝がなく、タイトル争いに絡めないシーズンが続いているミラン。今季は過去数年よりは好成績を収めているとはいえ、最近4試合は1分け3敗と振るわず、チャンピオンズリーグ復帰に向けた雲行きも怪しくなりつつある。

 ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督の来季以降の続投も安泰ではないかもしれない。昨年アーセナルからミランへ“移籍”したイバン・ガジディスCEOは、その後任としてポチェッティーノ監督の招へいを検討していると英紙は伝えている。

 ポチェッティーノ監督はプレミアリーグのサウサンプトン、トッテナムで手腕を発揮し、評価を高めてきた。これまでにもレアル・マドリーやマンチェスター・ユナイテッドなどの有力な新監督候補に挙げられていた。

 ミランはポチェッティーノ監督を引き抜くため、今夏に3億ポンド(約436億円)の補強資金を提供する考えだという。一方のトッテナムも潤沢な補強資金を提供することに加え、新スタジアムで戦えることを材料としてポチェッティーノ監督を引き留めたいと考えているようだ。

【了】

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