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PSG優勝決定は持ち越し…“史上最悪のミス”で勝ち越し弾逃しドロー

text by 編集部 photo by Getty Images

トーマス・トゥヘル
パリ・サンジェルマンのトーマス・トゥヘル監督【写真:Getty Images】

 フランス・リーグアン第31節の試合が現地時間7日に行われ、パリ・サンジェルマン(PSG)とストラスブールが対戦。2-2のドローに終わった結果、PSGの優勝決定は次節以降に持ち越しとなった。なお、ストラスブールのGK川島永嗣はベンチ入りしなかった。

 先に行われた試合で2位のリールが引き分けに終わったため、PSGは今季のリーグ優勝に王手。ストラスブールに勝利を収めれば勝ち点差は22ポイントとなり、7試合を残すリールが逆転することは不可能となる状況だった。

 得点ランク首位を走るFWキリアン・ムバッペをベンチに温存しながらも、PSGは13分にFWエリック・マキシム・シュポ=モティンのゴールで先制。だが前半のうちに2点を奪われて逆転されるまさかの展開となってしまう。82分に交代出場のDFティロ・ケーラーのゴールで追いついたが、勝ち点1を加えるにとどまり、今節での優勝決定はならなかった。

 PSGが1-1の同点に追いつかれた直後の28分には、シュポ=モティンが信じがたいようなミスで勝ち越しゴールを逃す場面もあった。GKが飛び出して無人となったゴールの目の前でボールを受け、ゴールライン上のボールをあと数センチ押し込むだけだったが、シュポ=モティンが触ったボールは真横に転がって右ポストを叩いた。触らなくてもそのままゴールとなっていたはずのボールを止めてしまった形だ。

 仏紙『レキップ』はこのプレーについて「信じられないミス」「出すべきではない足を出して味方のゴールを阻んだ」と記述。英BBCは「おそらくサッカー史上最悪のミス」、『BTスポーツ』も「歴代最悪のミスだろうか?」と伝えている。

 いずれにしても、PSGが優勝に王手をかけた状況は変わらず。2位リールとアウェイでの直接対決となる次節に引き分け以上なら優勝が決定する。

【了】

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