ベルギー1部のヘンクに所属するFW伊東純也はリーグ首位を走るチームで先発に定着し、評価を高めている。ベルギー『voetbalprimeur』などが伝えた。

　今年1月に加入したヘンクで徐々に出場機会を手にした伊東は、レギュラーシーズン終盤から優勝プレーオフ（PO1）にかけて5試合連続の先発出場。現地時間6日に行われたヘント戦にもフル出場し、2-1の勝利に貢献した。

　直接的にゴールに絡みはしなかったが、パフォーマンスは高く評価されている。「伊東純也はヘント守備陣にとって悩みの種だった。日本人選手はまたしても非常に素晴らしい試合をした」と『voetbalprimeur』は記している。

　ベルギーテレビ『プレイスポーツ』のコメンテーターが伊東を称賛していたコメントも紹介されている。「彼のクロスは本当に素晴らしい。後半は特に存在感があった。本当に危険で、高い技術を持っている。すでにヘンクのファンのお気に入りになっていると思う」とイムケ・クルトワ氏はコメント。元ベルギー代表のエリック・ヴァン・メイル氏も右サイドでのDFヨアキム・マーレとのコンビネーションを「完璧」と評している。

　レギュラーシーズンを首位で終えていたヘンクはプレーオフに入っても首位を守っている。今後も伊東が活躍を続ければ、8年ぶりのリーグ優勝に向けた大きな力となることができるかもしれない。

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