シント=トロイデンの鎌田大地【写真:Getty Images】
現地時間6日に行われたベルギー1部リーグ、ヨーロッパリーグ(EL)プレーオフ第3節の試合でウェステルローとシント=トロイデン(STVV)が対戦し、2-2で引き分けた。ウェステルローのボブ・ペータース監督は、2ゴールを挙げたSTVVの鎌田大地を絶賛している。
前半にウェステルローが先制したあと、後半立ち上がりの48分には鎌田がこぼれ球を押し込んで同点。71分にも関根貴大のシュートをGKが阻んだこぼれ球を鎌田が押し込んだ。だが77分にはウェステルローが同点とし、試合をドローに持ち込んでいる。
「鎌田のような選手は、近年の1部リーグで見たことがない。リーグ最高のストライカーだと思う」とペータース監督は試合後にコメントしている。ベルギー『スポルザ』が伝えた。
「彼は一度もボールを失わなかったと思う。ゴールに向けてシュートを打たれるたびに、誰かの頭に当たったりブロックできたりする幸運に頼らなければならなかった。彼がSTVVで違いを生んでいた」と敵将は鎌田を絶賛した。
この日の2点を加えて、鎌田はレギュラーシーズンと合わせて今季14ゴールを記録。ヘンクのFWムブワナ・サマッタとズルテ・ワレヘムのFWハムディ・ハルバウィ(ともに20得点)に次ぐリーグ3位タイの得点数となっている。
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