リオネル・メッシ【写真:Getty Images】
【バルセロナ 2-0 アトレティコ・マドリー リーガエスパニョーラ第31節】
現地時間6日に行われたリーガエスパニョーラ第31節バルセロナ対アトレティコ・マドリーは、2-0でホームのバルセロナが勝利を収めた。
勝ち点70で首位を快走するバルセロナと、8差でこれを追う2位アトレティコの一戦。バルセロナは引き分けでも問題ないのに対し、アトレティコは逆転優勝のために勝たなければいけない状況だ。
立ち上がりからアトレティコが高いモチベーションを見せつけたが、試合は思わぬ形で急ブレーキがかかる。28分、ジエゴ・コスタが主審に対する暴言で一発退場を命じられてアトレティコは10人に。数的優位となったバルセロナのインテンシティがやや下がり、前半は0-0で折り返した。
勝たなければいけないアトレティコは、数的不利でもアグレッシブな姿勢を見せるが攻めきれない。
バルセロナは決定的なシーンをつくるが、オブラクのファインセーブが続き、こちらも得点を奪えなかった。
それでも、アトレティコ守護神の活躍は報われなかった。
バルセロナは85分、ペナルティエリア左手前からルイス・スアレスが右足でシュートを放ち、右隅にゴール。ついに先制点を奪った。すると、その直後にはメッシが追加点を挙げて2-0。一気に勝負を決めている。
これでバルセロナとアトレティコの勝ち点差は11に。リーガのタイトルの行方をほぼ決定づける大きな白星となった。
【得点者】
85分 1-0 スアレス(バルセロナ)
86分 2-0 メッシ(バルセロナ)
【了】