マンチェスター・ユナイテッドのポール・ポグバ【写真:Getty Images】
レアル・マドリーは、チェルシーのベルギー代表MFエデン・アザールの獲得に向けた合意に迫る一方で、マンチェスター・ユナイテッドのフランス代表MFポール・ポグバの獲得交渉も進めようとしているようだ。スペイン紙『マルカ』が伝えた。
アザールは、来季のマドリー移籍に向けた合意へ急接近しつつあると報じられている。先月復帰したジネディーヌ・ジダン監督の後押しもあり、近日中に両クラブとアザールの三者が合意に達する可能性もあるとの見方だ。
そのアザールと並んでポグバも、ジダン監督が最優先のターゲットして獲得を熱望する選手の一人だとみられている。だがアザール獲得への動きが順調なのに対し、ポグバの獲得に向けた交渉はより「難しい」という。
アザールの売却に応じることが予想されるチェルシーとは異なり、ユナイテッドはポグバを引き留める意志が強いとみられる。MFアンデル・エレーラの退団が見込まれることもあり、代役として中盤に新たな選手を補強しない限りはポグバを手放すことはないと予想されている。
ポグバはユナイテッドに残留する条件として、チーム1の高給取りであるアレクシス・サンチェスに並ぶ週給50万ポンド(約7300万円)での新契約を要求しているとも報じられていた。今季終了後の去就が注目されることになりそうだ。
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