マルセイユの酒井宏樹【写真:Getty Images】
フランス・リーグアン第31節の試合が現地時間5日に行われ、ボルドーがマルセイユに2-0で勝利を収めた。先発フル出場したマルセイユのDF酒井宏樹に対し、フランス各メディアは低評価を下している。
酒井は前節の出場停止が明けて復帰。出場停止以前の3試合は左サイドで起用されていたが、久しぶりの右サイド起用となった。だが無得点に終わったマルセイユは手痛い敗戦を喫し、来季のチャンピオンズリーグ出場権獲得に向けた状況は厳しいものとなった。
フランスメディアはマルセイユのチーム全体のパフォーマンスを低く評価しており、酒井も例外ではない。『フットメルカート』は酒井に採点「3.5」をつけ、「(右サイドでの)基準をなくしてしまったようだ」「後ろにスペースを空けてしまった」とコメント。前半にボールロストを繰り返したことも指摘している。
『90min』は採点「4」とし、何度か良い攻撃参加はあったが全体的に落ち着きを欠いていたと評価。『We sport FR』も同様に「攻撃面では興味深かったが試合の重要な場面にいなかった」と述べ、採点は「5」としている。
『Made in Foot』ではチーム最低タイとなる「3」の採点。チーム専門メディア『フットボール・クラブ・ドゥ・マルセイユ』も「3.5」と低評価をつけ、「残念ながら守備面では彼のサイドにスペースを空けてしまった。ゴールはどちらもある程度右サイドからだった」と失点場面での責任に言及している。
【了】