韓国サッカー協会のチョン・モンギュ会長【写真:Getty Images】
6日にクアラルンプールで開かれたAFC(アジアサッカー連盟)総会で、同連盟会長や副会長、FIFA理事などを選出する投票が行われた。韓国サッカー協会(KFA)のチョン・モンギュ会長は、AFC副会長とFIFA理事の投票でいずれも落選に終わった。
2016年からAFC副会長、2017年からFIFA理事を務めていたチョン・モンギュ氏は、再選を目指して両方の選挙に立候補。FIFA理事には日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長らも立候補していた。
FIFA理事の5枠に対しては8人が立候補し、うち1人が棄権。「チョン・モンギュの再選は有力に思えた」と韓国メディアは伝えているが、投票で7人中5人に入ることができなかった。田嶋会長は5位以内となり再選に成功した。
地域ごとに選出されるAFC副会長選挙では、東地区副会長に立候補していた3人の中からモンゴルのガンバータル氏が当選。チョン・モンギュ氏はこちらも再選を逃した。
「2年間ベストを尽くしてきたが、今回は選ばれず残念だ。当分は国内サッカーの懸案に集中する」と同氏のコメントを韓国『スポータルコリア』などが伝えている。
【了】