大分トリニータの藤本憲明【写真:Getty Images】
【北海道コンサドーレ札幌 1-2 大分トリニータ J1第6節】
明治安田生命J1リーグ第6節の試合が6日に行われ、北海道コンサドーレ札幌と大分トリニータが札幌ドームで対戦した。
ともに5得点で得点ランク首位に並ぶアンデルソン・ロペスと藤本憲明を擁する両チームの激突は、その後者の得点で開始直後に大分が先制。右サイドからのクロスを星雄次がダイレクトで折り返し、中央で合わせた藤本が今季6点目を押し込んだ。
さらに26分にも大分が速攻から追加点。ロングボールで右サイドに抜け出した松本怜がクロスを入れ、並走した藤本が飛び込む。藤本が2点目を決めたかに見えたが、ボールは宮澤裕樹の足に当たっておりオウンゴールとなった。
39分にも小塚和季がGKと1対1の決定機を迎えた大分だが、シュートは惜しくも右ポストを叩いて3点目ならず。前半は大分が2-0のリードで折り返す。
だが後半は札幌が反撃に転じる。69分には中野嘉大が左サイドに抜け出し、GKの頭上を超えるボールをゴールマウスへ。鈴木武蔵も押し込もうとしたが、最後は鈴木義宜の頭に当たってのオウンゴールで1点を返した。
その後も諦めず攻め続けた札幌だが追いつくには至らず、これで3連敗。大分は今季4勝目を挙げ、この時点で暫定2位に順位を上げている。
【得点者】
2分 0-1 藤本憲明(大分)
26分 0-2 オウンゴール(大分)
69分1-2 オウンゴール(札幌)
【了】