イスラエルでギネス記録【写真:Getty Images】
イスラエル4部リーグの試合に73歳のGKが先発フル出場し、史上最年長でプロレベルの公式戦に出場した選手としてギネス世界記録に認定された。『ロイター通信』が5日付で伝えている。
世界記録を達成したのは74歳の誕生日を目前に控えるイラク出身のイサーク・ハイクという選手。現地時間5日に行われたイスラエル4部のイロニ・オル・イェフダの試合にGKとして先発し、フル出場を果たした。試合前のセレモニーではギネス世界記録の表彰が行われたとのことだ。
試合はマッカビ・ラマト・ガンに1-5の大敗を喫する結果に終わった。だがハイクは「私だけでなくイスラエルのスポーツ全体にとって名誉なこと」とコメントし、次の試合の出場にも意欲をみせている。
最年長出場のこれまでのギネス記録は、ウルグアイのロベルト・カルモナが保持していた。2015年に53歳で試合に出場してギネス記録に認定された同選手は、その後も現役を続行。だがその記録は大幅に更新されることになった。
英『BBC』は、世界最年長ゴールのギネス記録保持者として横浜FCのFW三浦知良(カズ)にも言及している。カズは2017年3月のザスパクサツ群馬戦で決めた50歳14日での得点でギネス記録に認定された。
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