ジョゼ・モウリーニョ氏【写真:Getty Images】
56歳のジョゼ・モウリーニョ氏が、9年ぶりにセリエAのクラブで指揮官を務めることになるかもしれない。4日に伊メディア『フットボールイタリア』が報じている。
チェルシーやインテル、レアル・マドリーなどで指揮官を務めたモウリーニョ氏は2016年5月、マンチェスター・ユナイテッドの監督に就任した。2016/17シーズンはヨーロッパリーグ(CL)制覇を果たしたもののプレミアリーグでは6位に終わる。そして、2018年12月にユナイテッドの指揮官を退任。これまで率いたクラブの多くを3シーズンで後にした同氏は、ユナイテッドでもそのジンクスを逃れることは出来なかった。
現在、フリーの状態になっているモウリーニョ氏。将来的にポルトガル代表の監督をやりたいという願望を明かしているが、(ポルトガル代表を率いる)フェルナンド・サントス監督に配慮して、今すぐではなく「キャリアを終える前にやりたいことの一つ」であることを強調していた。
同メディアによると、インテルとローマがモウリーニョ氏と連絡を取り合っているという。セリエA第30節が終了した時点で、インテルは3位、ローマは7位という状況だが、果たして両クラブはモウリーニョ氏の招聘に動くのだろうか。
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