ボルトン【写真:Getty Images】
経営難に苦しんでいるイングランド・チャンピオンシップ(2部相当)のボルトン・ワンダラーズがサポーターの安全を確保出来ないため、今後2試合のホームゲームを無観客で行う可能性が出てきた。2日に英紙『ガーディアン』が報じている。
ボルトンは、過去に宮市亮や西澤明訓氏、中田英寿氏が在籍していたクラブだ。現在は財政難に陥っており、クラブの売却交渉を行なっている。しかし、交渉は行き詰まっており、選手に対する給与も未払いの状況だ。ついには、選手たちが練習をボイコットするストライキにまで発展している。
現地時間6日にはホームでイプスウィッチ戦、現地時間10日にはホームでミドルズブラ戦が予定されているが、安全が保証できないために無観客試合になる予定。3部降格危機の23位ボルトンにとって、難しい問題が山積みとなっている。
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