レアル・マドリーのルカ・ジダン【写真:Getty Images】
現地時間31日に行われたリーガエスパニョーラ第29節の試合でレアル・マドリーとウエスカが対戦し、ホームのマドリーが3-2で勝利を収めた。ジネディーヌ・ジダン監督が先発GKに起用したのは、実子である20歳のルカ・ジダンだった。
監督復帰後の初戦となった前節セルタ戦では、今季マドリーでレギュラーを務めてきたティボー・クルトワをベンチに置き、ケイラー・ナバスを先発に起用したジダン監督。だが今節はクルトワが負傷のため招集メンバー外となった。
序列で言えば2番手のナバスが先発するところだが、ジダン監督はルカを起用。ナバスはベンチに入り、出場はしなかった。ルカにとっては今季のトップチームでの公式戦初出場となった。
ルカは昨季リーガ最終節のアウェイでのビジャレアル戦で父親に起用されてトップチームデビュー。今季はBチームにあたるレアル・マドリー・カスティージャでゴールを守りつつ、トップチームでは1月にナバスに代わって数回ベンチ入りしていた。
試合後の会見でルカの起用についてジダン監督が述べたコメントをスペイン紙『マルカ』などが伝えた。「(本拠地)ベルナベウでのデビューを嬉しく思う」と祝福しつつ、「ルカは第3GKだ。ティボーは状態が良くなく、代表に行っていたケイラーには休みを与えたかった」と起用について説明している。
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