徳島ヴォルティス在籍時のアレックス【写真:Getty Images】
J3のカマタマーレ讃岐は1日、昨季まで同クラブに所属していたブラジル人DFアレックスが現役を引退することを発表した。
1983年生まれのアレックスは現在35歳。18歳だった2002年にブラジルのクルゼイロから川崎フロンターレに加入し、その後の17年間のキャリアを日本で過ごしてきた。
17年間で所属したのは川崎Fのほかアビスパ福岡、柏レイソル、ジェフユナイテッド千葉、鹿島アントラーズ、徳島ヴォルティス、讃岐の計7クラブ。8クラブに所属したバロン氏に次ぎ、日本での所属クラブ数は外国籍選手で2位タイだった。
J1では通算142試合に出場して9ゴール、J2では351試合に出場して50ゴールを記録。J2通算出場数は外国人選手歴代1位、全カテゴリで合計493試合のリーグ戦出場はベガルタ仙台のMF梁勇基(J1で260試合、J2で254試合の計514試合)に次ぐ歴代2位となっている。
「プロサッカー選手として、20年近くプレーすることができ、小さい頃からの夢を叶える事ができました」とアレックスは讃岐公式サイトを通してコメント。「2002年から2018年までJリーグでプレーする事ができ、在籍した7クラブ、応援していただいたファン、サポーターの皆さまに感謝しています」と日本への思いを述べた。
今後は2012年から16年まで所属した徳島のアシスタントコーチに就任する。「徳島ヴォルティスが昇格した時のことが自分にとって徳島での大事な思い出なので、またその瞬間が見られるように自分に出来ることを頑張っていきたいです」と徳島公式サイトでコメントしている。
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