ルーベン・ロフタス=チーク【写真:Getty Images】
【カーディフ・シティ1-2 チェルシー プレミアリーグ第32節】
イングランド・プレミアリーグ第32節が現地時間の31日に行われ、6位チェルシーがアウェイで18位カーディフ・シティと対戦し、2-1で勝利を収めた。
チェルシーはFWウィリアン、ゴンサロ・イグアイン、ペドロを3トップに配置。ベルギー代表FWエデン・アザールとイングランド代表の18歳FWカラム・ハドソン=オドイはベンチスタートとなった。
40分、左のショートコーナーからウィリアンがペナルティアーク付近のDFマルコス・アロンソにパス。これをアロンソが右足でダイレクトシュートを放つが、ゴール右に外れた。
その後、カーディフゴールに迫るチェルシーだったが、先制したのはカーディフだった。46分、右サイド深い位置のロングスローが跳ね返され、もう一度ボールがスローワーのMFアーロン・グンナルソンの下へ。これをMFハリー・アーターにダイレクトでパス。アーターもダイレクトで中に入れると、これまたダイレクトでFWビクトル・カマラサがシュート。これが決まり、カーディフが先制した。
後半開始直後に先制されたチェルシーはたまらず、ペドロに代えアザールを投入。エースを投入して、チェルシーは1点をもぎ取りたい。それでも、同点にできないチェルシーはさらにカードを切る。64分にはMFジョルジーニョに代え、MFルーベン・ロフタス=チークを投入した。
74分、左サイドのアロンソがペナルティエリア内に侵入したウィリアンにパス。ウィリアンは縦に運び、左足でシュートを放つが、これはゴール右に外れた。
すると84分、ついにチェルシーが追いつく。右コーナーキックにニアサイドでアロンソがヘディングで合わせると、中央にいたDFセサル・アスピリクエタが頭で合わせ、同点に追いついた。
さらに後半AT、チェルシーが逆転に成功する。右サイドでのパス交換からウィリアンが中央にクロスを供給。これをファーサイドのロフタス=チークがヘディングシュートを突き刺し、チェルシーが終了間際に逆転に成功した。
試合はこのまま終了し、2-1でチェルシーが勝利を収めた。勝利したチェルシーは暫定ながらも5位アーセナルと勝ち点60で並んだ。
【得点者】
46分 1-0 ビクトル・カマラサ(カーディフ・シティ)
84分 1-1 セサル・アスピリクエタ(チェルシー)
90+1分 1-2 ルーベン・ロフタス=チーク(チェルシー)
【了】