アデル・ターラブト【写真:Getty Images】
ベンフィカのMFアデル・ターラブトが、現地時間30日、同クラブでのトップチームデビューを飾った。ポルトガル『ア・ボラ』などが伝えている。
かつてミランでプレーし、現メルボルン・ビクトリーのMF本田圭佑とポジションを争ったこともあるターラブトは、2015年にフリートランスファーでベンフィカと契約を交わした。
しかし、ポルトガルでは信頼を勝ち取ることができず、トップチームでの招集メンバー入りは2015年11月3日のチャンピオンズリーグ・ガラタサライ戦が最後。2017年1月にジェノアへのレンタルが決まりイタリアで1年半を過ごしたあと、今季はベンフィカのBチームでプレーしていた。
完全に構想外だった様子の29歳のターラブトだが、30日のトンデラ戦で約3年半ぶりに招集メンバー入りすると、71分から途中出場でついにトップチームデビュー。チームは84分のゴールで1-0の勝利を収め、ターラブトが白星デビューを飾っている。
ターラブトのデビューは、イタリアやイングランドでも驚きを持って報じられている。『デイリー・メール』は、「契約から1387日目のデビュー」と記した。
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