リオネル・メッシ【写真:Getty Images】
【バルセロナ 2-0 エスパニョール ラ・リーガ・サンタンデール第29節】
ラ・リーガ・サンタンデール第29節が現地時間の30日に行われ、首位バルセロナが14位エスパニョールと対戦し、2-0で勝利を収めた。
バルセロナはアルゼンチン代表に復帰したFWリオネル・メッシ、ウルグアイ代表FWルイス・スアレス、ブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョを3トップに起用。対するエスパニョールはリーガでプレーする初の中国人選手の中国代表FWウー・レイがベンチスタートとなった。
バルセロナダービーは最初にバルセロナがチャンスを作る。9分、ペナルティエリア手前の左の位置からDFジョルディ・アルバがメッシにスルーパス。ボールが流れ、ペナルティエリア左の深い位置でボールを止め、中央にドリブル。ボールをキープし、左足に持ち替えてからシュート。これは惜しくも相手DFに防がれた。
21分、メッシのロングボールに左サイドを抜け出したスアレスが、中央に後ろから走り込んできたMFイバン・ラキティッチにパス。コントロールしてからラキティッチが右足でシュート。これは惜しくもゴール左に外れた。
38分にエスパニョールが反撃。左サイド抜け出したMFビクトル・サンチェスが中央にグラウンダーのクロス。これにFWボルハ・イグレシアスが走り込んできて合わせようとするが、DFクレマン・ラングレが体を投げ出してしっかりブロック。エスパニョールの反撃を許さない。
バルセロナはチャンスを作り出すも、中々得点が入らない。エスパニョールは後半に入ると、チャンスらしいチャンスを作り出すことができず、時間だけが過ぎて行く。すると63分、エスパニョールはイグレシアスに代えてウー・レイを投入し、得点を狙いに行く。
だが、バルセロナがチャンスを作る。相手陣内にドルブルで侵入したメッシがペナルティエリア手前でサンチェスに倒され、FKを獲得。これをメッシが蹴ると、サンチェスが頭でクリアしようとするが、ゴールに吸い込まれた。これでメッシは今季リーグ戦30得点目となった。
さらに89分、ラキティッチのロングパスに左サイドを抜け出したマウコムがペナルティエリアに侵入。マウコムがマイナスのパスを送ると、中央に走り込んできたメッシがダイレクトで合わせ、バルセロナがリードを2点とした。
試合はこのまま終了し、2-0で勝利を収めた。これでバルセロナはリーグ戦6連勝となった。
【得点者】
71分 1-0 リオネル・メッシ(バルセロナ)
89分 2-0 リオネル・メッシ(バルセロナ)
【了】