イ・ガンイン【写真:Getty Images】
バレンシアに所属する18歳の韓国人FWイ・ガンインが、夏の移籍市場で他クラブへレンタル移籍する可能性が高くなった。30日に韓国紙『朝鮮日報』が報じている。
イ・ガンインは11歳の時からバレンシアの下部組織で育ち、昨年8月にバレンシアとの契約を2022年6月まで延長。契約解除金は8000万ユーロ(約104億円)に引き上げられた。昨年10月30日に行われたスペイン国王杯(コパ・デル・レイ)4回戦のCDエブロ戦でメンバー入りすると、カルロス・ソレルやジェイソン・ムリージョ、ケビン・ガメイロらと共に先発出場を果たし、トップチームデビューを飾っている。そして、1月30日に正式契約を結んでトップチームに登録された。
現地時間2月21日に行われたヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント1回戦2ndレグのセルティック戦で出場し、バレンシア史上3番目に若い年齢でELデビューを飾っている。先日行われた国際親善試合にも、韓国代表として初招集された。将来を期待されている有望株だが、最近はバレンシアのトップチームでプレーしていない。
同紙によると、イ・ガンインに対しスペイン2部のデポルティボとグラナダ、そしてオサスナの3クラブが獲得を検討しているとのこと。韓国代表に定着するにはクラブチームでの活躍が求められるため、出場機会を目指して他クラブにレンタル移籍する可能性はありそうだ。
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