ヴィッセル神戸のダビド・ビジャとアンドレス・イニエスタ【写真:Getty Images for DAZN】
30日に行われる明治安田生命J1リーグ第5節の試合で、ガンバ大阪とヴィッセル神戸が対戦。神戸はJリーグ史上初めて5人の外国人フィールドプレーヤーを含む先発メンバーでこの試合に臨んでいる。
Jリーグは今季から外国人枠を拡大。昨季までは外国人選手3人と「アジア枠」1人の合計4人までが同一試合に起用可能だったが、今季からはアジア枠を撤廃した上で5人の出場が可能となった。
だが、現時点でこの新規定をフル活用しているチームはまだ少ない。交代も含めて5人の外国人選手を起用したチームは複数あるが、5人の外国人選手が先発した例はこれまで第2節と第3節の神戸のみだった。
その神戸も、第2節と第3節ではGKキム・スンジュを含めての外国人選手5人が先発だった。だがG大阪戦ではDFダンクレー、MFアンドレス・イニエスタ、FWルーカス・ポドルスキ、FWダビド・ビジャに加えてMFセルジ・サンペールも初先発に起用され、Jリーグ史上初めて先発フィールドプレーヤーの半分にあたる5人が外国人選手となった。
また、韓国人であるキム・スンジュは昨季までであればアジア枠に該当していた選手。アジア以外の外国人選手が5人同時に先発するのも今節の神戸がJリーグ初の例となる。
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